雑談6/1(土)

胴に艶を!

前回、家紋を貼り付けた胴のメンテナンスをします。
まだ、購入して間もないし、数回しか使用をしていないので、十分にきれいですが、気になる商品を購入しましたのでメンテナンスしてみます。

これです!
ガーディアンフルコートKは、剣道防具の胴台や竹刀のメンテナンスに使用できる保護油です。完全日本製、100%天然植物油脂系を使用しているため人体への害はありません。胴台のキズを隠したりツヤを取り戻したりする効果があり、審査や試合前、普段のお手入れなど幅広く使用できます。
と言うことです。
早速、使用してみます。
胴台には、竹胴、ヤマト胴(樹脂胴)、ファイバー胴の3種類があります。この胴は竹胴になります。
竹胴の表面には漆が塗られています。
漆の皮膜は厚く塗られているようですので、
よほど磨きすぎない限り皮膜が無くなることは
無いようです。
今回の胴は新品(竹胴)のため傷がないので、
コンパウンド等による磨きは省略です。
胴の保護と保湿を目的に進めます。
指にWaxをたっぷりと取り、胴台に塗り込みます。指の体温でWaxが溶けて伸びます。
このWaxは天然成分でできています。
えごまオイル、ナッツオイル、桐油、カルナバロウ
肌にも良さそうな成分です。
すでにしっとりとした艶が出ています。
塗り終ったら30分程度待ち、
ウエス等で磨きあげれば完了です。
素晴らしく深みのある艶が出ました。
この胴を使って、子供たちに胴を打たせます!
次回は使用感が少しある、
橘塗り特上黒呂塗り六十本竹胴を磨いてみます。
さらなる艶が楽しみです。

剣道の防具や服装など、多くの種類がありますが、職人の手仕事により剣道は支えられていると思います。
日本の伝統工芸品とも言えるでしょうね。
漆塗りや藍染め、手刺しや革製品などなど。
知れば知るほど、奥深く興味がわいてきます。
剣道っていいですね。

2024/6/1